フィブリノゲンを使用した診療機関の公表と町の対応は


旧ミドリ十字社の非加熱製剤による薬害エイズ事件、そして今回も旧ミドリ十字社によるフィブリノゲンによる薬害肝炎問題が発生しました。そもそも、この旧ミドリ十字社とは、どのような製薬メーカーなのでしょうか。メーカー設立のための出資者、出資目的、株主構成、役員構成や政治献金先、特定の医師への研究費支出先など、背景は、調べれば調べるほど、さながらテレビドラマを髣髴とさせるものがあります。そして現在、旧ミドリ十字社は、田辺三菱製薬となりました。今後は、厚生労働省が二度と過ちを繰り返さないよう原因究明をするとともに、製薬メーカー側としても、社会的責任を自覚し、国民の生命と健康を守るために努力して欲しいと願わずにいられません。
 さて、この薬害肝炎の問題に対しては、我が町としても取り組まなくてはならない問題があると認識します。その根拠は、既にフィブリノゲンやフィブリン糊により、全国に数万人もの肝炎患者が発生し、また、その他潜在的に肝炎になっている方も相当数おり、また、それは、けっして対岸の火事ではなく、身近な問題であることであります。なぜならば、厚生労働省の発表によるフィブリノゲン納入実績の診療機関には、町が2市1町で構成している公立福生病院をはじめ、西多摩及び西多摩近隣の大小を含め数多くの医療機関が含まれているのです。町民の生命と財産を守る責務を負うことが最大の使命である瑞穂町として、この薬害肝炎問題に対してどのように取り組むのか、次の3点について町長に伺うものであります。
(1)近隣で、フェブリノゲン、フェブリン糊を使用した可能性のある医療機関は並びに使用期間は。
(2)カルテ等により、診療機関等が投薬患者の割り出しを行うことは可能か。
(3)住民への周知や相談体制の整備が急務と考えるが、町としてどのように取り組むのか。


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