ふぉれすとプラザ WEB版 2011年 4月号

〜森わたるから、町民の皆様へのメッセージです!〜


[4期目]

私は、この4年間、少ない経費で効果が期待できる施策を調査、研究をしてまいりました。@地域経済の活性化を誘導する「優良企業の誘致策」、A優れた能力を有する児童生徒への留学費用(全国初)、B町の税負担なしで行う「小中学校の芝生化」等を提言し、実現の運びとなりました。また、「迷惑施設進出計画」を撤回させることもできました。これらはすべて、心を同じくする多くの町民の願いと行動の結晶だと考えます。
今の町に不足や不満もあるかもしれない。しかし、大震災からの復興と総額170億円を超える町の借金を考えれば、耳触りのよい言葉だけをお伝えすることはできません。我慢のお願い、協力のお願いを正直にお伝えすることも、議員の職責と思います。

 あなたも政治にかかわってください。ぜひ投票に行ってください。それが今の私からのお願いします。


[東北関東大震災] 〜森わたるからのお願い〜

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、被災された皆様に対し、心よりお見舞いを申し上げます。


平成23年3月11日(金)、東北関東大震災が発生しました。死者行方不明が分かっているだけでも2万人以上、未だに約30万人が避難所生活です。個人的なことですが、私の母の実家と墓が福島県の浪江町にあります。親類も南相馬市や富岡町、いわき市に居住し、未だに連絡の取れない親類もおり、心配しています。
瑞穂町では、3月14日から3日間にわたって予算委員会が開かれました。町の予算は、国や都からの補助・交付金の額、税収などを想定し、事業計画を策定しています。私はこれまで予算審議では、@ばら撒きではないか。Aこの町がさらに発展できる予算となっているか。B皆様の不満や不足が少しでも解消できる工夫がなされているか。C新たな可能性の創造が期待されるものか。といった視点に立って、委員会に臨んでまいりました。しかし、今回の予算委員会では、震災の直撃や原発から逃れるために、瑞穂町に避難された方や、計画停電などの間接的被害によって経済活動に著しい影響を受けた方などに対して新たに予算措置が必要となると判断いたしました。そこで、不要不急なものについては極力先送りし、歳出抑制に努めるよう提言しました。当初予算通りの事業執行に縛られることは国や都からの補助金や交付金が見込み通りにならなかった場合、町に多額の負債を発生させ、後世につけを回すことになりかねません。また、震災の影響を直接あるいは間接的に受け、経済的、精神的にも苦しい立場の方々の救済策が行き届かなくなる可能性があるからです。
私から皆様にお薦めしたいことがあります。それは町内会への入会です。震災発生直後、あなたやあなたのご家族、大切な方の生命を救ってくれるのは政治家でも行政でもありません。ご近所の方々や地元の消防団の方々です。もし、あなたが町内会に加入していないのなら、ぜひ、ご入会を考えて頂くようお願いいたします。


[森わたるのひとこと] 〜お子様に「考える時間」を与えてみてください〜

日本ハムファイターズの斎藤選手やゴルフの石川選手など、文武両道の選手が多くの国民の憧れの的となっています。このように高い学力と身体能力、社会性を有している選手には共通の能力が発達しているといわれています。それは「考える習慣」です。一つ一つの事柄について何が重要な課題なのか、それを克服するために何が必要なのかを自ら考え見つけ出し、協力者への感謝と克服への努力を怠らない。この能力は、後天的資質であり、できるだけ早い時期にトレーニングによって身につけることが効果的だと思われます。
私はこれまで、長年、学習塾で教鞭を取ってきましたが、議員となってからは、塾は休眠状態でした。しかし、おかげさまで多くの教育施設や注目されている教育理論と実践の現場などを研修させていただくことができました。アドラー心理学、陰山式、宮本式、横峰式、茂木式・川嶋式トレーニング等、すべて参考になるものばかりです。これらの理論の多くに共通していることは、上から教え込むのではなく、こども自らが考え判断し、目標を持つ時間を十分与え、しっかり最後までやり遂げるように気持ちを支えていることの大切さです。先ほどの斎藤選手や石川選手も、幼児期からこうしたトレーニングを知らず知らずに受けていたのでしょう。
私が経営する塾でも、現在、「考える習慣を身につけるトレーニング」に力を入れていますが、効果がはっきりと表れています。ご家庭でも、ぜひお子様に考える時間をゆったり取ってみてはいかがでしょうか。


4年間の実績

実現できたこと。〜町職員や皆様のご協力で実現できました〜


[海外留学奨学金制度]

前回果たせなかったお約束、5年後にちょびっと実現。


今から5年ほど前、殿ヶ谷の大型店から1億5千万円の教育基金の提供がありました。これを受けて教育委員会の案は、高校進学の際に、所得の少ない家庭に「一律6万円を支給する」というものでした。私は、これは「ばら撒き」と判断しました。そこで、所得によることなく、スポーツや芸術も含めて優秀な能力を持っていれば、大学進学や留学も可能とするような基金の運用ができるように、改正条例案を議会に提出しましたが、議会で否決されました。しかし、4年前の選挙で新たな議会構成となり、引き続き、奨学金の使い方を提言し続けました。その結果、現在の「海外で留学しようとする学生や社会人を対象に、渡航費用の一部を助成する奨学金制度」ができました。しかし、海外にある世界的な研究機関を有する大学に送り出せる、あるいは、医学部や芸術大学などで学問やスキル習得に没頭できるといったことはできません。私は、現行の制度の効果を検証し、皆様からのご意見等を参考に、必要によっては一層の見直しの提言をするつもりです。ご意見をお待ちします。


[優良企業の誘致]

瑞穂町は国道や都道など、主要幹線道があり、地価の安さも手伝ってか、娯楽施設や産廃施設などが非常に多く進出しています。現に、平日夜まで営業する「場外馬券場」の進出計画案が浮上したのです。私は、このような施設の存在を全否定するものではありません。しかし、瑞穂町に限って言えば、これ以上のこのような施設の進出は、これからのまちづくりに決してプラスにはならないと考えています。しかし、町として手をこまねいているだけでは、町の発展につながる企業の進出は難しいのも事実です。そこで、町の経済と雇用の創出、社会貢献の理念を掲げ、すでに実行している、あるいは実行しようとする企業が町に進出してもらえるよう「企業誘致条例」の制定を議会で提案しました。おかげさまで、今年の4月から実施となります。しかし、これは企業誘致策の第一歩です。
制度はあくまでも制度でしかありません。優良企業が来るか来ないかは、今後の町のトップセールです。町側の努力に大いに期待したいと思います。

[学校の芝生化]

すでに芝生化されている学校によると、子どもたちの基礎運動能力だけでなく、不登校や問題行動を起こす児童の減少、学力向上にも効果があると報告されています。また、雨水対策や環境問題への対策として効果が期待できることは、容易に想像できます。これまで、何人もの議員から、学校の芝生化について提言が出されてきましたが、教育委員会並びに町側の答弁は一貫して、「芝生化したいのはやまやまだが、校庭を国や都の補助金を使って整備したので、芝生化したら、それまでの経費を国や都に返還しなければならない」というものでした。私も当初は、実現は困難だと思っていました。
しかし、当時、第一小学校の子どもたちが30人31脚を練習するのに、芝生のある民間施設を借りて、練習していたこと。「鳥取方式」という新たな芝生化の方法があること。また、自らの効果測定調査から、校庭芝生化への夢に再挑戦することにしました。手始めに、各種専門家のアドバイスや膨大な調査を経て、データとしてまとめ、一つの結論に達しました。それを元に、都や国の担当者に、町の実情と私の見解を申し述べました。都の担当者は「国への返還は分からないが、都については返還の必要はない」、また国の担当者は「芝生化について国は補助金の返還を求めない」と回答をいただきました。そこで、改めて私は、平成21年の第一回定例会において「鳥取方式で芝生化はできないか」といった趣旨で一般質問いたしました。答弁はいつも通り「国や都への補助金返還の足かせがあり、困難」といったものでしたが、都や国の担当者の回答を議場で発言した所、答弁を訂正し、芝生化が実現する運びとなりました。今年は第3小学校、次年度は第5小学校の芝生化が予定されています。この経費については、芝生の管理を地域の方々が担って頂ければ、町税の負担はありません。また、芝生化により、かえって使い勝手を損なうのでは、とご心配の関係者もおられると思いますが、何卒ご理解とご協力をお願いします。


[その他にも・・・]

@ 町の借金の洗い出し。現在、町の借金総額が170億円あることが判明。
A 生まれてから18歳まで、一人当たり1800万円の税金が投入されていることが判明。
B 西多摩医師会との委託契約をさらに引き下げるよう提言し、実現いたしました。
C 町民参加の選挙事務と職員の人件費見直しで、選挙経費を削減。
D 給食費滞納者を法的措置するよう提言。完済に向け進捗中。



実現できなかった政策 〜あきらめません。やり遂げます。〜


[郷土愛護の涵養を育む、小学校の教科書へ]

郷土愛護の涵養は、感謝の心が基本。

小学校3年生になると、「わたしのみずほまち」という教科書を使って、身近な地域社会の学習をします。来年度は改定時期です。ここで注目すべきは、これまでは、地域の奉仕団体として紹介されているのが、「瑞穂町消防団」だけしかない、ということです。子どもたちの周りには、他にも、交通安全推進協議会委員、教育委員、社会委員、文化連盟、生涯学習団体、体育指導員、少年野球」などのスポーツ団体、町内会、子ども会、青少協、民生委員、児童委員、保護司、更生保護婦人会、PTA、シルバーポリス等々、のべ500名以上の方が奉仕の心で役員や委員となって、子どもたちを見守り、支えてくれています。しかし、ほとんどの子どもたちは、こうした縁の下の方々の活動など知らないのが現実です。私は教育委員会関係者に対し、「学校・地域・家庭の連携」をスローガンに掲げているのだから、奉仕の心で活動されている地域の方々を教科書に掲載し、授業で取り上げるよう、提言しました。今回、消防団以外に「交通安全推進委員」の活動だけは紹介していただけることになりましたが、私は十分だとは思っていません。郷土愛護の涵養は、縁の下の方々の存在に気づき、そして、感謝の心で応えることが基本だと確信しているからです。今後も、子どもたちに感謝の心と奉仕の心を育む教科書となるよう、教育委員会に提言していく所存です。


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