斎場建設工事完了後の取り組みを問う


 現在工事中の瑞穂斎場は平成14年12月に工事が完了し、15年1月から、リニューアルされた斎場として稼動する予定です。ハード面では、斎場としては全国初ともいえるユニバーサルデザインの手法が随所に見られ、障害をお持ちの方も利用しやすいよう工夫されていると伺っております。現場職員が利用者の思いになって着眼したからこそ発想出来たものでしょう。
しかし、新たな瑞穂斎場は組合内住民の将来の利用状況等を分析し、設計の段階から、あくまでも組合内住民のみを対象にした施設であるとも伺っております。現在、組合外の近隣自治体住民の斎場使用は基本的に受け付けていませんが、これは瑞穂斎場が、現在使用されている炉の老朽化及び稼働台数、工事に伴う駐車場の確保など、組合外住民を受け入れるキャパシティーがないためと私は理解しています。なぜならば、墓地と埋葬法第13条には、「正当な理由がなければこれを拒んではならない」とあるからです。
 こうした状況の中で、今後組合外の住民の使用に対して、どのように対応していくのか、受け入れの是非の方向性は極めて重要であります。特に武蔵村山は瑞穂町住民の中でも姻戚関係や仕事上等のつながりを持つ方も多く、自治体間も昔から隣同士助け合ってきた関係にあると伺っています。
しかし、その一方で、斎場周辺にお住いの方々にとって、富士山会館増改築工事、西一丁目倉庫改修工事等、地元住民の意向を受け入れた還元も致していますが、心中を察すれば、「できればこれ以上の利用は避けて欲しい」という思いではないでしょうか。今後組合内に限ったとしても利用者増が予想される中で、自治体間の相互扶助と周辺住民の要望との整合性を図るか、斎場管理者の町長の判断と対応は極めて重要であると考えます。この点に対し、どのようにお考えになっているのでしょうか。
 次に町づくりの観点からですが、今後、数十年経過すれば、都市化はいっそう進むでしょう。合併の話も具体性を帯びてくるかもしれません。斎場のある場所は、町の中心部にあり、モール瑞穂を核とした、新たな商圏エリアとして発展する可能性もあります。また、新たな住宅地域として発展する可能性もあるでしょう。将来を見据えたとき、都市化が進む中で、町の中心部に斎場があるというのは、町づくりに少なからず影響があると考えます。現在施工中の斎場も30年もすれば、老朽化するでしょう。果たして未来永劫この場所でよいのでしょうか。将来の移転先も視野に検討していく必要を感じます。
 今後都市化が進むであろう瑞穂町にあって、町の中心部に近い斎場を、短期戦略、長期戦略上それぞれの視点で、どのようにビジョンを描き、町づくりを進めるのか、将来に渡って責任を持つ立場にある町長の町の将来への戦略プランを伺いたいと考えます。
以上を総括し、地域住民への配慮、長期的短期的町づくり、自治体間の相互扶助、それぞれの観点から、どのようなビジョンと考えをもって取り組むか、斎場管理者でもある町長に所見を伺います。
 
研究レポート(再質問内容含む)
 
地政学的要因)
斎場は町の中心地に近いところにある。また、大型店にも隣接している。また、狭山池公園、住宅地など、立地場所として、はたして適正な場所とは言い難い。
本来ならば、改修に合わせ、移転するべきなのだろうが、移転先の近隣住民からの了解を取り付けるのは、安全面、精神的要因、土地の鑑定価格等あいまって、極めて困難であろう。従って、現状の場所に設置せざるを得ないのが実情であろう。
[交通アクセス]
(現在大型店への影響)
現在大型店にはオープンして間もないことから、盛況である。この大型店はとうからず、ウォルマートの経営戦略に移行するであろう。一般小売価格の低価格化、品数、品質、保証等、今以上に改善されることが予想される。今以上の大型店利用者数の増加も予想される。
(景気動向を勘案。当然下がる場合もある)また大型店入場に際し、偶発的、必然的要因(カーナビゲーション等)から、一般入場車両が抜け道として、斎場周辺道路を利用することが予想される。さらに、殿ヶ谷地区に予定されている、大型ホームセンターは、商圏エリアがかなり広域と予想される。特に埼玉方面から来る方も予想されるであろう。斎場を挟んで南北どちらにも交通量の増加は予想されるのである。確かに一般顧客の消費量には限界があるため、既存の中型安売り店などが、移転するなどの可能性もあるが、仮に瑞穂から撤退したとしても、商圏面積から鑑みた場合、交通量の増加は予想されるのである。また、逆に、撤退ではなく、存続を模索し、経営戦略が軌道に乗った場合、一般顧客が大型店と中型店の往復なども予想される。(ヨドバシカメラ・さくらやのようにオープン価格から、交渉による値引き等行った場合、少なくとも一旦顧客は店舗を訪れるようになる。経営戦略上可能であれば)
これら交通量の増加の要因は、斎場が原因ではない。しかし、このことから、斎場へ向かう車両への影響を想像することが重要である。日本人の持つ性格上、車の流れから、多くの車両の進行方向を信頼し、追尾し、気が付けば方向感覚が麻痺し、周辺の店などにより、場所を確認するなどが予想されるのである。(今まで以上)
景気が下がり、一般顧客を心待ちにする商店主にとり、斎場への場所確認のために立ち寄った方であると知ったときの、精神的負担は、実質ほんの数回でも、「多い」と受け止められる可能性がある。これら商店主の精神的ストレスを無視してはならない。
町内会などで近隣会館の改修等行っているが、これら施設改善は、迷惑をかける可能性への代償である。仮に町内会の選択としても、実質は有力者の意見に大きく作用し、今後どのような事態が予想されるか、短時間で創造し、代案を提供することは、専門家でもない限り甚だ困難であろう。
これらの問題に対応するための諸施策として、具体的対応策をどのように図るのか。
(町づくり)
瑞穂斎場の立地場所は、町の中心に位置している。斎場までの道路の拡張。16号からの進入。など改善が図られる。しかし、中心地に斎場があるということには変わりはない。
斎場を迷惑施設として位置付けるのか、それとも人の終焉の最後を、荘厳なものとして、むしろ積極的にその存在を受け入れるのか。この選択により、斎場のある瑞穂町の町づくりに大きく影響を与えるであろう。
迷惑施設と位置付けるならば、選択肢として以下のことが考えられる。
1、              組合内で現斎場が数十年後に老朽化した場合、他の組合自治体への移転の覚書を交す
    。
2、              武蔵村山を組合に入れ、現斎場が数十年後に老朽化した場合、武蔵村山への移転の覚
    書を交す。
3、              あくまでも現組合を優先し、武蔵村山には単独で斎場を作ってもらうよう要請を図る
    。
4、              武蔵村山市を受け入れる代わりに、武蔵村山市内の公共施設へ、瑞穂町民が利用を容
    易にする改善を図るよう要請する。
5、              その他
 
積極的に受け入れる場合」
     瑞穂斎場はユニバーサルデザインの理念が活かされた、全国的に先端をいく施設である。
     外貨獲得が組合運営費用の補填となりえる。
     社会福祉協議会の自主財源確保を図れる可能性がある。
     斎場周辺は16号バイパスの構造上、斎場周辺を一望できる。
     斎場正面は開発の可能性を有する。(農振地区でも、花卉栽培は可能)
     斎場の前で花摘みを始め、花の販売等を行えれば、親族、友人等も個人を偲ぶ機会を与え    ることとなる。
以上のことを勘案した場合以下の点が受け入れのポイントとなるであろう。
1、斎場組合の財源の確保をどのように図るか
2、組合外住民の斎場使用料の設定は
3、組合外住民の受け入れ条件は(予約等)
4、新たな条例が制定される場合、墓地と埋葬法との整合性をどのように図るか。
5、斎場前の農業振興地域の有効活用は図れるか。
6、武蔵村山の公共施設の優先利用を図れるか。
再質問
・現在斎場組合の町の負担金は8000万前後だが、今後いくら程度の負担になると予想されるか。
・村山を使用させなくしたのは、当時の村山市長と軍民共用を巡っての個人的な私憤による前町長の判断と考えているか、それとも公人として、政治的判断によるものか。いずれとお考えか。
・平成14年4月28日(日)午後7時武蔵村山市民会館大ホール 荒井みつお後援会での石塚町長発言「ししだ市長には斎場を貸さないよう関谷前町長から申し合わせがきている。荒井氏には貸す様根回しはしている。45年の付き合いがある。」(関谷前町長はこのような意見を石塚町長に具申していない。私が直に関谷前町長に会い確認。証人あり。)
・負担金の増額が予想される中で、武蔵村山の斎場使用料は上げる必要があるのでは。
・武蔵村山には今後とも引き続き斎場を独自で作るように要請していくのか。
・入間市の合併もある

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