どうする保育料の滞納問題

少子化が深刻な社会問題になり、国を挙げて様々な対策が図られております。確かに少子化は、将来、国力に影響をも及ぼしかねない重大な問題であります。しかし、単に子供を産み育てやすい環境整備とばかりに、利便性追求になってしまっては、方手落ちなるのではないかと危惧します。確かに、少子化事業は出生率を高める上から、ハード・ソフト面の充実が不可欠なのでしょうが、同時に将来社会に貢献する人材に育む幼児教育、社会教育教育事業も並行して行われなければ、真の国策事業になりえないと考えられるからであります。
従って、行政側は、予算化された少子化事業が、将来社会性豊かな人格形成を成して世の中に送り出せるように、少なくとも、子供たちの健全育成の最高責任者である保護者の方々には、どの程度の税金が投入されているのかを十分お伝えしていただきたいと考えます。なぜならば、皆様の税金が我が子に、我が家に使われているという社会に対して謙虚な心、感謝の心を親自身が持ってこそ、その背中を見て育つ子供たちが、将来、社会性豊かな人材として社会に参画していくことにつながる最も重要なファクターであると確信するからであります。
さて、我が町では、待機児童が未だに多くいます。「家族が長期療養を余儀なくされた。私も働きにでたいが、子供を家に置いて職探しも働きに出ることもできない」「妊娠を期に会社を辞めた。出産後には再就職し、自分のこれまでの資格や経験を社会や経済活動に活かしたい」と言った声は私の所にも届けられております。その多くの方は、切実な家庭の事情を抱えながらも、社会性を十分備え、社会人としての義務を自覚し、町の発展に協力的な考えをお持ちの方々であります。そうした方が、子供を保育園に入れて欲しいと切に願っていても入園できず、一方で、保育料を払ってない方が子供を入園させています。これは、どう推し測っても理不尽であるとしか言いようがありません。法律や制度は何のためにあるのでしょうか。そこで、町長に次の6点を伺うもにおであります。
(1) 現在の待機児数は何名でしょうか。
(2) 現在まで、保育料の滞納者数と滞納額はどのぐらいでしょうか。
(3) 保育料には控除があると伺っていますが、その内容はどのようなものでしょうか。
(4) 入園には優先条件があると伺っていますが、その内容をお示しください。
(5) 家族の急病や災害、経済活動に支障を来たす要因が発生するなど、何らかの偶発的な客観的に見て致し方のない事情が発生した場合、緊急措置が受けられる体制になっているのでしょうか。
(6) 滞納者に対して、今後どうのように対策を講じる考えでしょうか。
以上で登壇での質問と致します。
 
再質問(予定)
 
(1)旧定義での待機児童数はどの程度か。
(2)@滞納者は減少傾向にあるのか、増加傾向にあるのか。また滞納額は
A分かる限り遡って、現在までの保育料の不能欠損額はいくらか。
B入園して一度も保育料を支払っていない方はおられるのか。
(3)@ゼロ歳児〜6歳児まで、それぞれ保育にかかる経費はどの程度か。
 また、現在、それぞれ、どの程度の控除がされているのか。
Aそうした控除がなされていることの意味を、保護者の方々に十分お伝えしているのか。
(4)現在、保育料を支払っていないという理由で、入園の優先順位が変更される場合はあるのか。―保育料を払っていなくて、下のお子さんを入園させたケースはあるのか。
(5)@何らかの事情で保育料の支払いが困難等の相談を受けたことはあるか。
A行政では緊急措置について、対策としては十分なされているか。課題はないか。
(6)滞納に対して積極的な対応を行っている都内自治体があると聞いているが、どのような仕組みか。また、当町に当てはめた場合、導入は可能か。


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